【集中?分散?】投資初心者にはどちらがおすすめか?集中投資と分散投資のメリット・デメリット

分散投資

この記事でわかること

  • 集中投資のメリット・デメリット
  • 分散投資のメリット・デメリット
  • 投資初心者には、どちらがおすすめか

 

親愛なる読者様へ

皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。

本日は、分散投資と集中投資について話していこうと思います。

 

インデックス投資家は分散投資の一択だと思います。

しかし、アクティブ投資家ならば、分散投資を行うか集中投資を行うか、一考の余地がありますね。

 

複数の銘柄に資金を分散させて、リスクを抑える分散投資。

いくつかの銘柄に集中的に資金を触れ分ける、集中投資。

 

この2つについて解説していくので、ぜひ最後までお付き合いください。

それではどうぞ‼

集中投資

まずは集中投資のメリット・デメリットについて解説していきましょう。

集中投資のメリット

集中投資は、資産を集中的に特定の銘柄に投資する投資手法です。

集中投資のメリットは、1銘柄の値上がりがポートフォリオ全体に与える影響が大きいことです。

 

仮に、とある銘柄が+100%(2倍)の成長を遂げたとしましょう。

2銘柄に集中投資していた場合、ポートフォリオ全体で+50%の値上がりを手に入れることができます。

その一方で10銘柄に分散投資していた場合、ポートフォリオ全体で+10%の値上がりしか手に入れることしかができません。

 

つまり、集中投資はリターンが大きいんです。

分散投資と比べ、大きなリターンが見込めるためリスクをとって特定の個別株に投資をする投資家は少なくないでしょう。

 

現に私も、資産の95%をたったの4銘柄に集中投資しています。

投資の神様であるウォーレン・バフェットが運用しているバークシャーハザウェイの上場株式に対する投資も、資産のおよそ半分を1~2銘柄が占めています。

 

また、莫大な富を築いた資産家の多くは個人資産のほとんどを自社株で占めています。

つまり1銘柄に集中投資しているわけです。

ジェフ・ベゾスの資産はほとんどがアマゾン株で構成されています。

また、アメリカの連続企業家であるイーロン・マスクの資産も、テスラ株・スペースX株・Twitter株で構成されています。

 

個人投資家の中では、インデックスファンドに投資している人が多いため一般的ではないのかもしれません。

しかし、集中投資は資産形成でリターンを最大化させるうえで大きな武器になります。

 

集中投資のデメリット

集中投資はリターンが大きい。

資産家の多くは集中投資を行っている。

 

これだけを聞くと「集中投資最高じゃん‼」となるかもしれませんが時期尚早です。

もちろんデメリットもあります。

 

集中投資のデメリットは、1銘柄の値下がりがポートフォリオ全体に与える影響が大きいことです。

 

仮に、とある銘柄が50%(半分)値下がりしたとしましょう。

2銘柄に集中投資していた場合、ポートフォリオ全体で-25%の値下がりを被ることになります。

その一方、10銘柄に分散投資していた場合、ポートフォリオ全体で-5%の値下がりで済みますね。

 

つまり、集中投資はリスクが大きいのです。

リスクとリターンが比例するのは、投資の世界の掟ですね。

 

かつて、ウィリアム・アックマンが集中投資していたカナダの製薬会社バリアント・ファーマシューティカルズは高値から-96.83%と暴落しました。

集中投資は成功した時のリターンはとてつもなく大きいですが、失敗した時のリスクも格別です。悪い意味で。

 

そのため、私は大暴落するリスクの低い大企業の景気に左右されにくいディフェンシス株への集中投資を推奨しています。

この投資法については、後々解説します。

 

なお、集中投資についてより学びたいと考える人は下記の書籍がおすすめです。

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分散投資

つぎに分散投資について話していきます。

分散投資のメリット

分散投資のメリットは集中投資の逆ですね。

分散投資のメリットは、1銘柄の値下がりがポートフォリオ全体に与える影響が小さいことです。

 

1銘柄が大きく値下がりしたところで、他の銘柄が健全ならばポートフォリオ全体に与えるマイナスの影響は小さくなります。

つまり、分散投資はリスクが小さいことになります。

 

老後のための資産運用において高いリターンは必要なく、リスクを抑えたい。

そんな人はもちろん分散投資を行ったほうが賢明ですね。

インデックスファンドを活用したり、10~20銘柄に分散投資をするようにしましょう。

 

分散投資のデメリット

分散投資のデメリットは、1銘柄の値上がりがポートフォリオ全体に与える影響が小さいことです。

 

仮に10銘柄に分散投資していたとしましょう。

そのうちの1銘柄が2倍になったところで、ポートフォリオ全体では10%の含み益しか得られません。

 

リスクが抑えられる一方で、分散投資ではリターンも抑えられてしまいます。

投資初心者にはどちらがおすすめか

低リスクに堅実に運用ができる分散投資。

高リターンで利益を出しやすい集中投資。

 

この2つのうち、投資初心者の方におすすめするのは、分散投資です。

 

なぜなら、投資初心者の方はリターンよりも手に入れるべきことがあるからです。

投資初心者がリターンより先に手に入れるべきこと

①値動きの感覚

投資初心者がリターンより先に手に入れるべきことの1つ目は、値動きの感覚です。

 

まずは、株式市場の値動きになれるのが一番大切です‼

株式投資を始めたばかりで、株式市場の値動きに振り回されている状態で、リスクの高い投資法を採用してしまったら、賢明な投資判断を下せません。

 

なので、投資初心者の方はまずはインデックスファンドなどを通して、株式市場の値動きの感覚をつかみましょう‼

②相場から退場しないこと

これは、手に入れることというよりは、やってはいけないことですね。

投資初心者の方は、とりあえず相場から退場しないようにしましょう‼

 

過去の記事でも解説しましたが、投資でリターンを上げるために最も大切なことは長い運用期間です。

株式市場に参戦して早々に大損しては、もう株式投資をやりたくなくなるかもしれません。

 

なので、とにかく株式市場からは退場しないようにしましょう‼

まとめ

集中投資→高リスク高リターン

・分散投資→低リスク低リターン

・投資初心者の方は分散投資がおすすめ

 

最期までお付き合いいただきありがとうございました。

投資の世界では、リスクとリターンは表裏一体です。

自分のとることのできるリスクを見極めて、賢明な投資判断を行っていきましょう‼

 

 


本日もご愛読ありがとうございます。

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