この記事で分かること
- バリュー株投資とはなにか
- バリュー株の基本
親愛なる読者様へ
皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。
昨年のS&P500は-19.95%の下落で幕を下ろしました。
弱気相場と言うやつですね。
本日はそんな弱気相場でも市場平均をアウトパフォームしやすい傾向がある、バリュー株について解説していきます。
簡単に言うとバリュー株投資とは、株価よりも価値がある株式に投資することです。
バリュー株投資はアクティブ投資のなかでも、難易度の高い投資になります。
正しい知識をみにつけ、今年こそ爆益をつかみに行きましょう‼
バリュー株投資とは
最初にバリュー株投資の定義について解説していきます。
先ほども言ったとおりに、バリュー株投資とは株価よりも価値がある株式に投資することになります。
簡単に例えるなら、1万円の価値があるものが5000円で売られているものを買いましょう。って感じですかね。
ご近所のスーパーにもちろんそんなものは売っていません。
しかし、株式市場にはそんなお宝のような株式が売ってあるのです‼
それがバリュー株ですね。
株式の価値の見方
しかし、株式にどれくらいの価値があるのかを正確な数字でだすのは難しいですよね。
そこで、株式の価値を示す指標が活躍します。
PBR
株式の価値を示す指標の1つ目は、PBRです。
PBRとは、難しく言うと「株価純資産倍率」です。
PBRは簡単に言うと、株価が会社の資産の何倍かを表す数字です。
仮にPBRが0.5倍だった場合、会社の資産の半分の値段で株式が取引されていることになります。
1倍だったら、会社の資産額と株式の時価総額が同じ値段であることを意味します。
一般的には、PBRが1倍未満で割安。1倍より大きくて割高と判断されます。
【PBR】
1倍より小さい→割安
1倍より大きい→割高
PER
株式の価値を示す指標の2つ目は、PERです。
PERとは、難しく言うと「株価収益率」です。
PERは簡単に言うと、株価が会社の純利益の何倍かを表す指標です。
仮にPERが10倍だった場合、会社の純利益の10倍の値段で株が取り引きされていることになります。
一般的には、PERが15倍未満で割安。15倍より大きくて割高と判断されます。
【PER】
15倍より小さい→割安
15倍より大きい→割高
配当利回り
株式の価値を示す指標の3つ目は、配当利回りです。
配当利回りとは、株価に対して何%の配当が支払われているかを表す指標です。
株価が1000円で、配当が50円だったら、配当利回りは5%になります。
【配当利回り】
配当利回りが高い→割安
配当利回りが低い→割高
なぜ市場に割安株が存在するのか
繰り返しになりますがバリュー株とは、株価よりも価値がある株式です。
10000円の価値がある株式がたったの5000円の株価で取引されていたりなどですね。
10000円の価値の株式が5000円で売っていたら、誰でも買いたいですよね。
しかし、株が買われたら株価は上がるのでそれはバリュー株ではなくなってしまいます。
だと言うのに、市場にはバリュー株がゴロゴロと転がっています。
これはなぜでしょうか?
市場に割安株が転がっている理由は、何らかの理由で株価が下がっているもしくはずっとその状態にあるからです。
例えば、会社の業績とかは好調だけど社長が捕まっちゃったとか。
会社の収益は悪くないけど、時代の流れからして投資家に見放されていたりなどです。
投資をするうえで、その割安になっている理由が長期的なものなのか短期的なものなのかを見極める必要があります。
コロナ過のような短期的なものならば、絶好の買い場だと言えます。
しかし、それが長期的に改善しそうにない問題だった場合、たとえ割安でもその銘柄は避けるべきです。
これがバリュー株投資の難しいところですね。
まとめ
・バリュー株投資とは、株価よりも価値がある株式に投資すること
・株式の価値を見極めるには、PBR・PER・配当利回りが便利‼
・バリュー株投資は、なぜ割安になっているのかを考える必要がある
本日お話した内容は、あくまでバリュー株投資の基礎の基礎になります。
バリュー株投資は非常に難易度が高い投資手法です。
技法や思考法については、また次の機会に解説していきます。
また、バリュー株投資についてはこの書籍がおすすめです。
ちなみにこの書籍は私が初めて手にした株式投資の本でもあります。
おすすめです!
本日もご愛読ありがとうございます。
投資は自己責任でお願いします。
Twitterではそそ猫のつぶやきや投資大学の最新情報を‼→☔
InstagramではWebでの記事を要約・解説しています→👻
noteでは時事的なニュースを通して教養を身につけることができます→📔
今日も緩めに頑張っていきましょう‼

次回の記事もご期待ください!
コメント