この記事で分かること
- 見落としがちな長期投資の落とし穴
- 長期投資と短期投資(投機)の優劣の比較
親愛なる読者様へ
皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。
おそらく個人投資家の多くの方々は長期投資を採用し、資産運用に励んでいることでしょう。
私も含め。
長期投資は短期投資に比べ、勝率が高く、再現性があることが過去の統計から分かっています。
では、皆さんは長期投資のデメリットについて考えたことがあるでしょうか?
長期投資を語る方々は、『長期投資のメリット』と『短期投資(投機)のデメリット』のみを語る傾向があります。(個人の意見です)
逆もまた然りですが。
本日はあえて、短期投資(投機)と比べた時の長期投資のデメリットについて解説していきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
それではどうぞ!
長期投資のデメリット2選‼
長期投資には主に2つのデメリットがあります。
・運用の資金効率が悪く、即金性がない
・将来的に資産は増えるが、今を多少我慢する必要がある
他にも思いついたのがあれば、ぜひ教えてください。
即金性がない
長期投資の1つ目のデメリットは即金性がないことです。
当然ですが、長期投資は資金を投じてから回収するまでに何十年の時を要します。
それに対し短期投資(投機)は、数週間・数日場合によっては数秒単位で損益を確定させます。
つまり短期投資(投機)は長期投資に比べ、非常に即金性がありますね。
まあもっと踏み込んでいえば、短期投資の方がお金が増えている実感を得やすいですね、、、
長期投資は時間を味方につけて人類の経済成長と共に歩んでいく投資スタイルです。
そのため、短期的な上げ下げには動じる必要はありませんが資金の回収が非常に遅いです。
どうやら人によっては投資資金を回収せずに亡くなる方もいるようで、、、
そんな方にはこちらの書籍がおすすめです。
いま使えるお金が減る
長期投資のデメリットの2つ目は、いま使えるお金が減ることです。
仮に毎月5万円を投資に回しているのなら、当然ながら毎月5万円分のお金が使えないことになります。
言い換えれば、将来的には資産は増えますが今を我慢して生きなければならないということです。
短期投資(投機)は先ほども言った通り即金性があるので、再投資する場合を除きすぐに使えますね。
今のために浪費をするか、未来のために投資をするかのバランス感覚はとても大切です。
今ばかりに、もしくは未来ばかりに資金を集中させるのは絶対にやめましょう!!
短期投資(投機)
短期投資(投機)の長所
その一方で短期投資(投機)は、利益の即金性がたかく、投資資金の回収もはやいです。
そのうえ日々変動する株式市場の中で、ショートポジション(売り)とロングポジション(買い)を使い分けることで、リターンを最大化させることができます。
つまり、短期投資(投機)はうまく行けば皆さんお待ちかねの爆益を手に入れることができます。
しかも長期投資よりも大きい利益です。
即金性がたかく、投資資金の回収時期が早く、利益が大きい。
どれも長期投資にはないメリットですね。
短期投資(投機)の短所
しかし、リスクとリターンは表裏一体であるのが世の常。
短期投資(投機)は上記のようなメリットがある一方で、リスクが非常に高いです。
短期投資(投機)は株価の変動に賭ける行為なので、簡単にいってしまえばギャンブルです。
短期投資(投機)でのマイルールを長期的に守り続け、負けよりも勝ちを大きくしていけば爆益を掴めます。
しかし、短期投資(投機)は簡単にお金を溶かす方法の1つでもあります。
うまく行けば爆益。下手すれば資産は無に帰しますね。
長期投資と短期投資(投機)の関係
以前の記事で集中投資と分散投資についての記事を投稿しました。
集中投資はうまく行ったときのリターンは大きい一方、失敗したときの損害も大きいです。
短期投資(投機)も同じです。
短期投資(投機)もうまく行ったときのリターンは大きい一方、失敗したときの損害も大きいです。
そのうえ、短期投資(投機)は多くの時間を費やし、時にはストレスで精神をすり減らすかもしれません。
結論
結論。
長期投資は低リスク低リターン。
短期投資(投機)は高リスク高リターン。
長期投資と短期投資(投機)の関係も、分散投資と集中投資の関係と同じですね。
まとめ
・長期投資は低リスク低リターン
・短期投資(投機)は高リスク高リターン
繰り返しになりますが、リスクとリターンは表裏一体です。
自分の取ることのできるリスクを推し量り、それに見合ったリターンが見込めるような投資判断を行っていきましょう!
本日もご愛読ありがとうございます。
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