この記事でわかること
・複利の正しい知識について
・複利の間違った知識
親愛なる読者様へ
皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。
本日は再度、複利の正しい知識についてお話していこうと思います。
少し前にTwitterの株クラの間で複利について話題になりました。
何がどう話題になったのかを簡単に言うならば、「キャピタルゲインの部分には複利の力が働いているのか」ということです。
当然ならば、キャピタルゲインの部分に複利の力ははたらいていません。
複利の正しい知識については以前の記事でも解説しました。
詳しくは上記の記事で解説しているのですが、「利息と追加投資したお金を見分けよう」と言うものでした。
今回は、複利についてのすべての誤解を質問形式で解いていきたいと思います。
この記事を読めば、複利についての正しい知識を身につけることができるでしょう。
ぜひ最後までお付き合いください。
それではどうぞ!
複利とは
まずはさらっと複利とは何かについて、話していきましょう。
複利とは、利子や配当をうむ資産において利息が利息をうみ、増える量が増えていくことですね。
例えば、配当を再投資に回したり、銀行の1年複利の預金などですね。
複利は、資産運用が進むにつれて力を発揮していきます。
10万円の5%は5000円ですが、1000万円の5%は50万円です。
つまり複利を活かした運用が出来れば、資産は爆発的な増加が見込めます‼
とはいえ、その複利の解釈を間違えていては、複利を資産運用に生かすことはできませんね、、、
いますぐやめて‼複利に対する誤解
では本題です。
複利に対する誤解を解いていきましょう‼
Q.インデックスファンドへの積立投資で複利を活かせるのか
残念ながらインデックスファンドへの積立投資では複利を活かすことはできません。
なぜなら、元本の時価がただ上げ下げしているだけだからです。
なかには、積立投資は複利が活かされていると考える人もいるでしょう。
しかしそれは大きな間違いです。
追加投資資金と利息の区別をつける必要があります。
それについては下記の記事を参考にして下さい。
インデックスファンドについては、配当が出ている場合にみ複利が効きます。
Q.キャピタルゲインに複利効果はあるのか
残念ながらこちらも複利効果を活かすことはできません。
当然ですが。
そもそもマイナスリターンの可能性がある、価格変動を利息として捉えることは厳しいでしょう。
仮に株式で+20%の含み益を得たとしましょう。
では、次の年にこの+20%が新しい含み益を生み出すでしょうか?
もちろん生み出しません。
ただたんに株価が上げ下げしてるだけなのでね、、
なかには、再投資のあるないに関わらず、株式投資には複利が効いていると考える人もいるそうです。
残念ながらキャピタルゲインで複利効果を生み出すことはできません。
そのキャピタルゲインを使って、次の年に新たなリターンが得られると言うのならば謝りますが、、、
結局どうしたら複利を活かした投資ができるのか
最後に、結局どうしたら複利を活かした投資ができるのかについて解説していきます。
利息を再投資することが、複利を活かす方法です。
ただそれだけ。
例えば株式から得た配当を再投資したり。
投資信託内で勝手に配当が再投資されるファンドを買ったりなどです。
間違えても、株を買っただけで「複利を活かした投資をしている!」と勘違いするのはやめてください。
みっともないです。
ただ株価が上げ下げしてるだけですよ。
まとめ
・複利を正しく理解しなければ、資産を爆発的に増やすことが出来ない
・積立投資だけでは、複利を活かすことはできない
・キャピタルゲインには、複利効果を活かすことはできない
・株を持っているだけでは、複利効果は活かされない
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
Twitterを眺めていると、実にたくさんの考えを持っている人がいて面白いですね。
それぞれの主張をぶつけ合うのは楽しいですね‼
とはいえ、SNSの場を用いて間違った知識をばらまくのは正直やめてほしいですね。
正しい知識を身につけることができずに、物事に対して誤解をうむからですね。
私は、そんな誤解を解き皆さんに正しい知識を身につけていただくため、これからも情報発信を続けていきます。
ぜひこれからも、当ブログに立ち寄っていただければ幸いです。
本日もご愛読ありがとうございます。
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