この記事で分かること
・本当にインデックスファンドと現金だけのポートフォリオでいいのか
・投資法の最適解について
親愛なる読者様へ
皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。
インデックスファンド。
それは、多くの人にとって最適解となる投資法です。
インデックスファンドは世界最大の資産運用会社バンガードの創設者ジョン・ボーグルによって始まりました。
ちなみにインデックスファンドはまたの名を、パッシブファンドと呼んだりします。
インデックスファンドは、コストが安く、リターンが優れているなどの多くのメリットがあります。
そのため、個人投資家から絶大な人気を誇っており、インデックスファンドと現金のみでポートフォリオを構築する投資家も少なくないでしょう。
しかし本当にそんなシンプルなポートフォリオで本当に資産運用は成功するのでしょうか?
毎度言っていることですが、投資の世界ではリスクとリターンは表裏一体です。
インデックスファンドについてより深く考えていきましょう‼
ぜひ最後までお付き合いください。
それではどうぞ!
※当記事において、インデックスファンドは全世界株式もしくは全米株式・S&P500を指すものとします。
インデックスファンドの有用性
まずはインデックスファンドの有用性を簡単にあげておきましょう。
『有用性…有効に機能する性質、役に立つ傾向』
・手間がかからない
・アクティブファンドに比べ、コストが安い
・銘柄選択が不要
・自動でリバランス(資産調整)が行われる
・既に分散が効いている
・長期的に経済の成長を享受できる
・少額からの投資が可能
・既に市場が大きく、NFTや仮想通貨よりも投資対象としてメジャー
・上記の理由から、投資初心者でも始めやすい

メリット多すぎでしょ笑
メリットの詰め合わせパックとは正にこのことですかね。
異論は認めません!
上記で示したインデックスファンドの特徴から、先ほども申した通り個人投資家もあいだで絶大な人気を誇っています。
インデックスファンドは始めやすく、手間がかからず、少額から投資が可能であるため、非常に投資の入り口が広いです。
そんなインデックスファンドが人気であることはとてもいい風潮なのではないでしょうか?
インデックス投資家の思考回路
つまりは、インデックスファンドは完璧とまでは行かなくても、かなり有力な投資対象です。
投資の大原則である、「長期・分散・積立」を簡単に行うことが出来ます。
「長期・分散・積立」については過去記事で詳しく解説しているので興味のある方はぜひご覧ください。
インデックスファンドは簡単に始められる。
その上、リターンが優れていて投資コストも少ない。
さらに十分な分散が効いている。
もはやインデックスファンドにだけ投資してれば勝ち組じゃん‼
あとは現金を追加してリスク調整‼
そして長期保有。
インデックスファンドと現金だけのシンプルなポートフォリオ。
これこそが投資の最適解だ…。
インデックス投資家の思考回路を簡単に言語化するとこんな感じでしょうか?
インデックスファンドは超有能な株式投資先。
ならばそこに現金をくわえてリスクを抑えて長期で資産運用。
たしかに理にかなっている投資ですね。
実際に、インデックスファンドと現金のみでのポートフォリオを推奨する書籍やインフルエンサーは多く存在します。
私がいつも読ませて頂いているブログの管理人の皆様も、インデックスファンドのみで資産運用している方はたくさんいますね。
インデックスファンドと現金のポートフォリオの全容

インデックス投資家のポートフォリオを円グラフに表すとこのようになりますね。
現金比率はお好みで整え、残りはインデックスファンド。
ごくまれに「インデックスファンドは全世界株式への集中投資だ‼」という方がいますね、、、
しかしインデックスファンド自体が500から8000銘柄に分散されているのでその心配はいりません。
インデックスファンドと現金のポートフォリオをどう見るか
ポートフォリオ構築の基本はとにかく分散させることです。
インデックスファンドは簡単に500から8000銘柄に分散して投資をすることができます。
そこに世界第2位の通貨である日本円。
分散・元本の安全性・そこから見込めるリターンなどの観点から見て、このポートフォリオは合理的かつ無駄がないといえるのではないでしょうか?

すごいシンプルなうえに簡単に作れますね‼
現金比率を0にするか、ある程度保有しておくかは、各々のリスク許容度に応じて調整させてください。
インデックスファンドポートフォリオのデメリット
インデックスファンドは多くの強みがあるうえに、初心者にも優しい。
しかし、インデックスファンドへの投資には致命的な欠点が2つあります。
・世界経済が右肩上がりで成長することを前提としたうえで成り立っている
・面白みに欠ける
インデックスファンドは良くも悪くも市場の平均点を取りに行く投資法です。
そのため、世界経済が成長しなければ下がりますし、平均点しか取れないので面白みがありません。

すべてのテストで平均点を取っている人はあまり魅力的とは言えませんよね笑笑
他のアセットクラスへ分散投資する意味はあるのか
ここまでは、ひたすらにインデックスファンドについてしゃべってきました。
では、インデックス投資家は他のアセットクラスに分散投資する必要はあるのでしょうか?
アセットクラスとは資産クラスのことです。「株式」「債券」「仮想通貨」などですね。
株式と逆相関の値動きをする債券。
株式とまったく相関関係がないゴールド。などなど
投資先を探せば、魅力的に見えてしまう投資対象とは多々あるものです。
とはいえ株式は長期的に見て、資産運用において最強のアセットクラスです。
もともとインデックスファンドは、世界経済の成長を前提とした投資法です。
つまり短期的に逆相関の動きをしたり、全く違う値動きをするアセットクラスに投資をしたところで意味がないことになります。
もっと踏み込んだことをいえば超長期の資産運用においては、株式以外は不純物ととらえてもいいでしょう。
インデックス投資家は他のアセットクラスに分散投資する必要はあるのか?
それに対する私の答えはNOです。
とにかく手間を省く
強みのみが成果を生む。 弱みはたかだか頭痛を生むくらいのものである。
経済学者ピーター・ドラッカー
かつての経済学者のドラッカーはこう言いました。
「強みのみが成果を生む。」と。
インデックスファンドの強みは一体なんでしょうか?
たくさんありますが、今回は「手間が少ない」ことに焦点をあてていきましょう。
インデックスファンドの強みである「手間の少なさ」を活かすには、いったいどうすればいいのか。
それはおそらく、シンプルな投資を行うことではないでしょうか?
そう、「インデックスファンド+現金」のポートフォリオですね‼
この形こそが実はもっともインデックスファンドの強みを活かす形になっていたわけです。
「インデックスファンド+現金」
やはりこれがもっともきれいなポートフォリオですね。
まとめ
・インデックスファンドは多くの強みを持っており、投資初心者でも投資しやすい
・個人投資家のあいだで絶大な人気を誇る
・「インデックスファンド+現金」はもっとも洗練されたポートフォリオの1つ
・ポートフォリオをシンプルにシンプルにすることは、インデックスファンドの強みを活かす1つの手段
・インデックス投資家が他のアセットクラスに投資する必要はおそらくない
現代を生きる私たちは非常に恵まれています。
たった100円で誰でも世界中の株式会社のオーナーになれる。
100年前の世界では、ありえないことだったでしょう。
そんな時代に生まれておきながら、時代の恩恵を享受しない手はないでしょう。
インデックス投資は最低限の知識さえ身につければ、誰でも簡単に行えます。
最低限の知識については下記の記事で解説しています。
投資は、長期で運用を続ければ生活を格段に豊かにしてくれることでしょう。
今年こそはみんなでプラスリターンをつかみましょう‼
本日もご愛読ありがとうございます。
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