この記事で分かること
・景気後退に備えた投資戦略
・ディフェンシブ株への投資法について
親愛なる読者様へ
皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。
最近はアメリカの企業が相次いで人員削減に動いています。
大規模な人員削減は多くの場合、景気後退を示唆しています。
Amazon、Googl、Twitter、メタ、マイクロソフト、コインベースなど。
これまで市場の牽引役となっていた大型企業が人員削減に動きました。
つまり景気後退が近づいているということですね。
本日はそんな景気後退局面で活躍しやすい「ディフェンシブ株」について解説していきます。
ディフェンシブ株の特徴・投資法・強みについて余すことなくお伝えします!!
ぜひ最後までお付き合いください。
それではどうぞ!
景気後退が近づく株式市場
先ほども申した通り、大規模な人員削減は景気後退を示唆しています。
アメリカでこれまで活躍してきた大型企業が相次いで人員削減に動いています。
名立たる企業が景気の先行きに悲観的になっておるということは、早かれ遅かれ景気後退は不可避でしょう。
景気後退。いわゆる「不況」とか「不景気」と呼ばれる状況ですね。
そんな状況でも、安定した業績が見込めるの企業こそが「ディフェンシブ株」です。
ディフェンシブ株の基礎知識
ディフェンシブ株
「ディフェンシブ株」というのは業績が景気動向に左右されにくい銘柄のことです。
例えば、洗剤を作っている会社を想像してみましょう。
たとえ好況であっても洗剤を使う量は増えなくても、不況であっても洗剤を買い控えることはないでしょう。

今は不況だから洗剤の使う量を減らしています。
こんな人と会ったことないでしょうし、多分いません。
これがディフェンシブ企業ですね。
景気敏感株
ディフェンシブ株の反対の特徴を持つ株を「景気敏感株」と言います。
景気敏感株は景気の動向に左右されやすく、一般的には株価の変動が激しいです。
なので決算後に大きく株価が伸びたり、逆に大きく値を下げたりもします。
大幅な値下がりをいせた代表例として、「ネットフリックス(NFLX)」があげられます。
ネットフリックスは10年ぶりに有料会員数が減少したことを受け、一晩にして株価を大きく下げました。
しかし、ディフェンシブ株の決算でおおきなサプライズは期待できません。
それはいい意味でも悪い意味でもです。
株価の変動が少ないのは防衛的投資家にとっては大きな心の支えとなります。
ディフェンシブセクターとは
では「ディフェンシブ株」とは具体的にどのような株を指すのでしょうか?
それは、「ヘルスケア」「生活必需品」「公共事業」セクターの銘柄になります。
これらの企業はさきほど洗剤で例えたのと同様の理由で、不況時でも安定した業績が見込めます。
不況を理由に洗剤を使われなくなったり、飲料水を買われなくなることはありません。
不況時のディフェンシブ株投資について
私は景気後退が近づいている時は、ディフェンシブ株に投資することを推奨します。
理由はシンプルに、ディフェンシブ株は景気後退局面に強い傾向にあるのでそれに備えるためですね。
また、ディフェンシブ銘柄は稼いだ利益を事業投資に回す必要はほとんどないので配当が多い傾向にあります。
景気後退で株価が下がる中で安定した配当が期待できるのは、投資戦略からして非常に重要になってきます。
なぜなら配当で値下がりした株式を割安な価格で購入できるからです。
ディフェンシブ株の強みを最も活かす投資法
「ディフェンシブ株は景気後退に強いから、景気後退前に買っておこう‼」
という考えは間違ってはいませんが、少々注意点があります。
ディフェンシブ株には最もその強みを活かせる投資法があります。
これは私独自の考えであり、投資法です。
大型株投資
ディフェンシブ株に投資する際は、大型株を狙って投資をしましょう。
何度も言う通り、ディフェンシブ株の強みは景気後退局面に強いことです。
ディフェンシブ株は不況にも揺らがないわけですが、より不況に揺るがないのは小型株より大型株です。
ディフェンシブ株の強みをさらに安定させるには、財務破綻に落ちいる可能性の低い大型株です。
たとえディフェンシブセクターの銘柄であっても、「景気後退に備えて小型株を買う」なんてことはほとんど意味がないですね。
まとめ
・アメリカでの大規模な人員削減から考え、景気後退局面は近づいている
・景気後退局面にはディフェンシブ株が強い
・景気の動向に左右されにくいのが、「ディフェンシブ銘柄」
・その反対の景気の動向に左右されやすいのが、「景気敏感株」
・景気後退時にはディフェンシブ株がおすすめ
・ディフェンシブ株は事業投資に回す必要がないことが多いため、配当が多い傾向にある
・ディフェンシブ株の強みを最も生かせるのは大型株投資‼
これまではGAFAMなどの景気敏感株が大きく買われました。
しかし、コロナバブルから時代は変わりつつあります。
ディフェンシブ株は価格変動がある程度おとなしく、配当も多い傾向にあるので、個別株への投資書審査にもおすすめの投資対象です。
賢明な判断を行い、個別株で爆益をつかみに行きましょう‼
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