FIREの成功確率を100%にする!!失敗の可能性を潰すいくつかの方法

FIRE

 

親愛なる読者様へ

皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。

昨日Twitterで、「FIRE卒業」がトレンド入りしたことを知っているでしょうか?

 

FIRE卒業→経済的自立による早期退職を卒業

つまり経済的自立が失敗しての再就職ですね笑

 

おそらくFIREする人々は退職後の金銭的計画を綿密に立てていたはずです。

ではなぜ、FIRE失敗してしまったのでしょうか?

本日はFIRE失敗の要因とそれの対処法を解説していきたいと思います。

そもそもFIREってなに?

 投資家の方や投資を勉強したことのある方なら一度はその名を聞いたことがあるでしょう。

 

FIRE=Financial Independence,Retire Early(経済的自立による早期退職)

この英単語たちの頭文字をとってFIREです。

簡単に言うと資産運用によって得る不労所得が生活費を上回り、働かなくても生きていけるようになることです。

 

資産運用というのは株とか債券とかですね。

ちなみに、資産運用と副業で早期退職するのがサイドFIRE日本より物価が安い国に移住して資産運用の運用益または年金で早期退職するのが地理的アービトラージ型FIREと言ったりします。

 

FIREにおいてもっと重要なのは無論、資産運用の部分ですね。

何に投資をするのか、どれほどのリスクを取るのか、現金比率は何%にするのか、資産の時価がいくらになったらFIREできるのか…etc

 

悩みは尽きないと思いますが、実はこれらは既に解決済みの問題です。

それが「4%ルール」です。

4%ルールって?FIRE攻略のカギ

 FIREを行う上で最も重要なカギを握るのが、この4%ルールです。

 

まず、4%ルールでFIREするならば1月あたりの支出額の300倍の全米株式インデックスファンドを用意してください。

当然ですがお金がなければ、早期退職はできません

 

仮に1月当たりの生活費を20万円、退職後のアクシデントに備えて+5万円と見積もった場合

25万円  ×  300  =  7500万円

で、7500万円必要になります。

 

生活費が高い人ほど目標金額は高くなり、生活費が安い人ほど目標金額は低く済みます。

さあ、1月当たりの支出額の300倍の全米株式インデックスファンドが用意できたら、さっそく辞表を書いて上司に投げつけてみましょう。(自己責任で)

これでFIRE完了です!!!!

 

では、引退後の生活費はどうしましょうか?

もちろん貯めた資産を取り崩していくわけですが、1年間で資産の4%を定率で現金化してください

 

これがあなたの引退後の収入ですね。ちなみに定率ではなく定額で取り崩す方法もあります。

4%ずつ取り崩すと、 4%×25=100で25年で資産は尽きてしまいそうです。

しかし運用しながら取り崩すことでお金は減るどころか増えることが期待できます。

 

たしか、全米株式はこれまで平均して年率7%の成長を遂げてきました。

7%増えて4%減るのですから、だいたい3%のリターンが期待できますね!

FIRE志望者A
FIRE志望者A

本当にその方法で一生食べていけるの?

FIRE志望者B
FIRE志望者B

引退直後に株式市場が暴落したらどうするんだ!

その指摘は妥当です。

しかし実はこれも既に解決済みの問題です。

 

1998年アメリカのトリニティ大学の3人の教授が「トリニティ・スタディ」という研究で、1926年からの70年間を対象期間として、株式50%:債券50%のポートフォリオで4%ルールを実践しました。

この時、30年後に資産が残っている確率はなんと95%!だったそうです。

 

そして資産が残っているシナリオの多くはその資産額を大きく伸ばしています。

減るどころが増えてるんですよね

このトリニティ・スタディがFIRE民の精神のよりどころとなっているわけです。

FIREの失敗要因

 十分な資産を用意し4%ルールを実践してもFIREを失敗、卒業してしまう要因は何なのでしょう?

それは引退直後の株式市場の暴落になります。

 

さっきスマホ持ってるおじさんが言ってましたね笑

逆手にとれば引退直後に好景気と株高が来れば成功確率はぐっと高まります。

では次にFIRE卒業をかわす方法をいくつか見ていきましょう!

FIRE卒業を避ける方法選!

 暴落局面で資産を取り崩さないこと

 

これがFIRE卒業を避ける重要な方法です。しかしそんな事すれば人生卒業の方が近くなります。

解決方法としては次の4つがあげられます。

  • 1月当たりの支出額の300倍の株式とは別に生活費5年分の現金を用意する
  • 副業で稼ぐ力を身につけて置く
  • 取り崩し率を4%より低くする
  • 1月当たりの生活費の300倍を大きく上回る資産ができてから引退する

暴落局面において次に最高値を更新するのは長くても5年ほどになるでしょう。

その期間で資産を取り崩さずに次につなげる分の生活費を予め用意しよう!というのが1つ目の発想です。

 

予め用意するほかにも本業と行かなくても副業で稼いで次の最高値までつなげる方法もあります。

それが2つ目の発想です。

 

3つ目に取り崩し率を下げるという方法があります。例えば4%から3%に引き下げるなど。

当然ですが減る量が減ればその分、資産は増えますよね。

 

最後にあらかじめ、余分な資産も運用していれば安心じゃん!!という考え

1月当たりの生活費の300倍を上回る資産を用意していれば資産は枯渇しにくくなり、生活水準を変えなければ取り崩し率も自然と下がります。

 

 この4つをFIRE時に実践できればFIRE卒業の可能性は限りなく0%に近ずくでしょう。

まとめ

FIREとは経済的自立による早期退職のこと

1月当たりの生活費の300倍の全米株式ファンドを4%ルールを用いて取り崩す。それがFIREの大原則!

FIRE卒業の主な原因は引退直後の株式市場の暴落

FIRE卒業を避けるには

  • 1月当たりの支出額の300倍の株式とは別に生活費5年分の現金を用意する
  • 副業で稼ぐ力を身につけて置く
  • 取り崩し率を4%より低くする
  • 1月当たりの生活費の300倍を大きく上回る資産ができてから引退する

などの方法があります。

いかがだったでしょうか?

 

補足しますがFIREというのはあくまで数ある選択肢の中での一つの生活スタイルであり、人生設計です。

生活スタイルというものは人の数だけあるのは当然ですからたとえFIREという生き方にも多くの生き方、方法があり最適解はあっても絶対解はありません。

今回提示したFIREの方法もその一つにすぎません。ご了承ください。

 

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