親愛なる読者様へ
皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。
本日は多くの人が見逃してるであろう複利についての話をしていきます。
複利につては投資経験者の方なら当然知っているでしょう。
しかしそのうちの一部に方は複利について間違った理解をしているかもしれません。
今日はその誤解を解き、正しい知識を得るための記事です!
それではどうぞ!
複利って何?
まず初めに複利について説明します。
複利…利子や配当をうむ資産において利息が利息をうみ、増える量が増えていくこと
そして複利の反対が単利になります。
単利は元本のみに利息がつき、利息には利息がつかないことをさします。

どちらの方が儲かるのかというと、上の図を見ての通り複利です。
資産を最大化させるうえで複利を理解し、実行することが重要です。
インデックスの買い持ち戦略は複利が働いているのか?
「インデックスファンドを毎月ドルコスト平均法で買って買い持ちしていれば、複利が働いて資産を最大化できる!!」
Q.この文章で間違っている部分はどこでしょう?
まあこんな話をしてるぐらいなので多くの人が答えにたどりつくでしょう。
A.「複利が働いて」
ここが多くの人が誤解している部分です。
インデックスファンドをドルコスト平均法で買い持ちしているだけでは複利は働いていません!
復習をしましょう。
複利というのは利息が利息をうみだし、増える量が増えていくことでした。
しかし、インデックスファンドの買い持ちだけでは積み立てている分の元本は増えているだけであって、利息が利息をうんでいるわけではありません。
間違った理解をしている方は追加元本と利息を見分けていないのかもしれません。
追加元本の分、増える量が増えているのは事実ですがそれは複利ではない他の何かです。
元本の時価がただ単に動いているだけです。
正しい理解

間違った理解

理解できなかった人は何度もこの図を見直してください!
おそらく世界一わかりやすく複利について知れるのはこの図です。
補足
先ほどインデックスファンドの買い持ちでは複利ははたらかないと言いました。
しかし配当が出ており、それを再投資にまわしている場合はしっかり複利がはたらいてます。
バリュー株投資で複利ははたらくか?
最後にバリュー株で複利ははたらくかを考えていきましょう!
結論から言えば、多くの場合ではたらきます。
買った株は死んでも売らないし、配当も絶対に再投資しないぜ!という人は例外です。
しかし複利は株式投資で重要な役割を果たすと言うのにバリュー株の聖書である「賢明なる投資家」には複利について何も記されていません。
これはなぜでしょうか?
あくまで私個人の考えになってしまいますが、賢明なる投資家はあくまで証券分析を用いて個別株の銘柄選択をかいたものだからです。
題名にも「割安株の見つけ方」と書いてあります。
バリュー株投資で複利を活かすなら、売却益をだして再び株を買う必要があります。
私の記憶が正しければこの本には株の売り時についても記されていませんでした。
つまりは詳細な分析を行って買った株を手放すなということでしょうかね。
まとめ
- 複利とは利息が利息をうみ、増える量が増えること
- 追加投資をするだけでは複利ははたらかない。
- 追加元本が利息をうむのは複利とはいわない。
- バリュー株投資で複利を活かすには一工夫(売却益で再び株を買う、配当を再投資)が必要
いかがだったでしょうか。
うまく言語化できたか心配です。
理解できなかった方は何度も図と、にらめっこしてみて下さい。
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