親愛なる読者様へ
皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。
本日は「投資の神様が握っている企業とは?その共通点と私たちが投資に活かすこと」シリーズ最終弾です!
最終弾の今日はバフェットが行うセクター投資について解説していきます。
昨日及び一昨日の記事を読んでいない方はまずはそちらから↓


全然関係ない話をここに持ってくるとするならば、昨日Twitterでつぶやいたのですがインスタ始めようか悩んでます。
それでは本題に入りましょう💞
バフェットが投資する企業の3つの共通点
バフェットが投資する企業の共通点は3つでしたね。
- 強固なブランドを確立していること
- 銀行株
- セクター全体が強気であること
主にバフェットはこの3つのいずれかに該当する企業に投資をしています。
セクター全体が強気であること!
昨日一昨日の2日間にわたって「強固なブランドを確立している企業」「銀行株」について解説してきました。
本日はバフェットがセクター全体に強気であるときの投資行動についてです。
「投資する企業」と言うよりは「バフェットの投資法」と言った方が適切かもしれません。
バフェットは彼自身が選んだ強気相場入りすると考えるセクターの大型株にまとめて分散投資をする傾向があります。
大型株限定なのは、バークシャー・ハザウェイが機関投資家で取引額が大きいためです。
昨日紹介した銀行株についても米国経済が好調である為、銀行株に対して強気だったと言えます。
現在はわずかですが銀行株を売って、石油関連株を大きく買っています。
それでは過去の事例からバフェットの投資判断を研究していきましょう!
バフェットの五大商社への投資
バフェットが日本の五大商社に投資をしたのは記憶に新しいですね。
バークシャーは2020年8月末に日本の五大商社、伊藤忠商事・三菱商事・三井物産・住友商事・丸紅にまとめて投資をしました。
バフェットは自信の投資判断の根拠を明かすことはしませんから、当時はこの投資について多くの憶測が交錯しました。
「とうとうバフェットは日本の株式市場に魅力を感じたんだ!これからは日本の時代だ!」
「五大商社は配当利回りが高いから、投資するために発行した円建て社債との利ザヤを稼ごうとしてるんじゃない?」
「商社株はPERとかPERとか配当利回りからみて割安だからバフェットの投資スタイルに沿ったバリュー株投資だ。」
などなど。
しかしバフェットが投資した後に、コモディティの高騰の恩恵をうけ五大商社株は軒並み急上昇!!
これはコモディティの高騰で総合商社全体が上がると読んだバフェットに市場は軍配をあげました。
つまりバフェットの思考は
コモディティが値上がりすることを予想
→その恩恵を受け総合商社株が強気相場入りすると考える
→総合商社の規模で世界トップ6を独占する日本の五大商社にまとめて分散投資
と言ったところでしょう。
すこし話がそれますが、なぜ日本の総合商社に投資したのかを考えていきましょう。
結論から言うと日本の総合商社は世界一だからです。
意外かもしれませんが総合商社というビジネス形態は日本独特のものです。
商社は特定の業界・分野に特化した専門商社と幅広い商品や素材を取り扱い様々なサービスを展開する総合商社に分類されます。
日本の総合商社は商社と言うよりは投資会社に近い事業を行っています。
総合商社なら日本以外にもありますが五大商社ほどのパワーはありません。
たとえ経済の中心であるアメリカからみても商社となれば日本にはかなわないのでしょう。
商社について詳しく知りたい方はこちらの書籍を
このまえ図書館でこの本を借りて読んだのですが、商社に投資したくなるような内容でした笑
バフェットの米ヘルスケア株への投資
つぎに2020年のヘルスケアセクターへの投資を見ていきましょう。
バークシャーは2020年の第3四半期に米ヘルスケア、メルク・アッヴィ・ファイザー・ブリストルマイヤーズスクイブにまとめて分散投資をしました。
米ヘルスケアの大型株たちです。
これに関しては言わずもがなでしょう。
2022年はコロナ過の真っただ中でしたね。感染症が流行する中ならば、ヘルスケア株が買われやすいと考えたのだと思います。
ヘルスケアセクターに関してはアメリカ国内に優良企業が多く存在するので外国株に投資する必要は商社と違ってありません。

実際にバフェットが投資してからヘルスケア株は軒並み上昇しています。
コロナ過で人々は感染症におびえる
→感染症と戦うのはヘルスケア企業
→ヘルスケア株が人気化する
しかしその1年後にヘルスケア株を一部売却していることを考えればバフェットのヘルスケア株への投資方針は変わっている可能性があります。
投資する際には自分でもじっくり吟味してから行動に移しましょう!
バフェットの米銀行株への投資
銀行株については昨日解説した通りです!
銀行は景気を加速させることができる
→そして銀行は好景気で他のセクターより儲かりやすい
→だから好景気国であるアメリカの銀行株がポートフォリオの大部分を占めている

バフェットの石油関連株への投資
最後に紹介するのはバフェットの石油関連株への投資です。
バフェットは今年に入ってからとにかく石油関連株を買い漁っています。
シェブロン(CVX)やオキシデンタル・ペトロリアム(OXY)などですね。
石油関連株だけでバークシャーのポートフォリオ全体の1割を占めるのは初めてだそうです。
これはバフェットがインフレ時代を予知しているからだと考えられます。
これからインフレの時代が来る!
→インフレで石油も値上がりする
→そのマイ二ング銘柄である石油関連株を買おう!
こんな感じですかね。
まーとーめー
- バフェットはセクター全体が強気になる時、そのセクターの大型株にまとめて分散投資をする。
- 例)五大商社、米ヘルスケア、銀行株、石油関連株など
いかがだったでしょうか?
今日で「投資の神様が握っている企業とは?その共通点と私たちが投資に活かすこと」シリーズは終了となります。
またいつか違う話題でバフェットについて記事を書く予定なのでお楽しみにしてください!!
あと記事書いてる間にインスタを始める決意を固めてみたのでアカウント作成次第、よかったらフォローしていってください。
Twitterサービス終了されたら困るもんね。
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