【インド】新興国ブームの再来か⁉ブームに乗るための基礎知識インド編

インド

 

親愛なる読者様へ

皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。

 

最近はネクストブームになりうる新興国に注目が集まりつつあります。

しかし新興国は先進国と比べ、デフォルトリスク・地政学リスク・不正会計リスク・流動性リスクなど先進国投資と比べ多くのリスクが付きまといます。

(当然ですが先進国にも先進国特有のリスクはあります!人口減少とか格差是正のための政策など)

今週一週間はそんな新興国の経済や社会の状況について解説します!

 

今週2日目の今日、焦点を充てて解説するのはインドです。

それではどうぞ!

インドの基本情報!まずはこれを押さえよう

まずはインドの基本情報を押さえましょう!

首都デリー

人口131224万人

面積3287千平方キロメートル

通貨単位インドルピー

エネルギー自給率62%

穀物自給率114%

主な宗教ヒンドゥー教(80%)、イスラーム(14%)

主な民族インド・アーリヤ民族(72%)、ドラヴィダ(25%)

主な言語ヒンドゥー語、英語

産業別人口の割合

 第一次  第二次  第三次 
 43.3%  24.9%  31.8% 

貿易額(万ドル)

  輸出    輸入  
  323251    478,884  

気候と産業

気候

最初に気候のお話です♪

インドは比較的赤道に近く、温暖で降水量の多い気候が広がっています。

穀物自給率が100%を超えているのはこの気候と広大な土地があるからですね。

どうやら日本もお米だけは自給率100%超えてるらしいです。

でもパン食べる人もいれば麺をすする人もいますからね。

食料自給率100%越えは厳しい世界です。

スプラトゥーンで例えるならX帯でトップ50に居座り続けるくらいですかね。

産業

インドの経済成長を支えてきたのはずばりICT(情報通信技術)産業になります。

ICTという分野はインドでカースト制度が廃止された後にできた産業のため多くの人がこれまでとはうって変わって挑戦しやすい環境でした。

今となってはインドと言えばICTというイメージを多くの人がもつほどです。

 

しかしICT産業によってインド全土が平等に豊かになったわけではありません。

ここが資本主義社会の唯一の欠点です。

デリーやムンバイ、ベンガル―ルなどICT産業や自動車産業で発展を遂げた州の裏には農業主体であったり、鉱工業主体の貧しい州があり経済格差が広がっています。

資本主義社会である以上、経済格差は不可避ですが放っておくわけにもいかない重要で厄介な問題です。

経済格差はキングダムで例えるなら李牧ですかね?

キングダムより引用

私は桓齮将軍推し。

カースト制

つぎにインドにあるカースト制について話していきます。

カースト制とは簡単に言うと身分制度です。

子は親の仕事に就き、職業で社会的地位が決まる。

そんな感じです。

インドではカースト制が憲法で廃止されたとはいえ、まだまだ国民の心には根づよく残っています。

そんなインドのカースト制のメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

職業内での過疎化が進まない

特定の産業に人が集まらない

デメリット

自分がやりたい職業につけない

技術的イノベーションが起きない

インドの国際的立場

最後にインドが国際的にどのような立場にいるのか見ていきましょう。

インドはとにかく仲のいい国が多いです。

今はアメリカと中国の冷戦なんて言われていますが、インドはどちらの陣営とも言えません。

クアッドを構成する国でありながら上海協力機構にも加盟しています。

ロシアとも関係を保ったままです。

このインドのすべてに国といい関係をたもつ政策はなんかよさそうに見えますね。

現にいまインドはロシアから天然ガスを割安な価格で購入することができ、他国の状況に大きく影響されません。

しかしこの状況がいつまでも続くとは限りません。

米中の対立がより加速してきたらインドは決断を迫られるかもしれません。

人口が世界2位で石炭が取れ、ICT産業が発達している。

そんな国を野放しにするのはもったいないですからね。

まとめ

  • インドは温暖で湿った気候で穀物がよく育つ
  • ICT産業と自動車産業が発達している
  • カースト制が廃止された今もその考え方は強く残っている
  • インドは色々な国と仲がいい
  • ロシアから割安な値段でエネルギーを購入している。

いかがだったでしょうか。

人口が十何億もいてICT産業が発達しているとなるとこれから世界の市場になるのは中国ではなくインドかもしれませんね。

明日からも新興国についての解説を投稿するのでぜひご覧ください!

 


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