親愛なる読者様へ
皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。
最近はネクストブームになりうる新興国に注目が集まりつつあります。
しかし新興国は先進国と比べ、デフォルトリスク・地政学リスク・不正会計リスク・流動性リスクなど先進国投資と比べ多くのリスクが付きまといます。
(当然ですが先進国にも先進国特有のリスクはあります!人口減少とか格差是正のための政策など)
今週一週間はそんな新興国の経済や社会の状況について解説します!
本日は南アフリカ共和国について解説していくのですが、実は昨日はそそ猫の投資大学が、開校からの1か月記念でした笑笑
この1か月間多くの応援の声をくださり、フォロワーの方々そして読書の皆様には大変感謝しています💕💕
これからもTwitter、ブログのみならず、インスタグラムでの投稿も増やしていくので、お楽しみにしてください‼︎
それではどうぞ!
南アフリカの基本情報!まずはこれを押さえよう
首都…プレトリア
人口…5877万人
面積…1221千平方キロメートル
通貨単位…ランド
エネルギー自給率…118%
穀物自給率…93%
主な宗教…独立系キリスト教(37%)、プロテスタント(26%)
主な民族…アフリカ系(80%)、混血(9%)
主な言語…ズールー語、アフリカーンス語、英語
産業別人口の割合
第一次 | 第二次 | 第三次 |
5.3% | 22.3% | 72.4% |
貿易額(万ドル)
輸出 | 輸入 |
89,396 | 88,037 |
気候と産業
気候
南アフリカは温帯と乾燥帯が入り組む形の気候になっています。
降水量とかの信頼できる詳しい資料が見つかりませんでしたが、多分暮らしにくくはないと思います。
温帯なので。
ちなみに地球上でもっとも暮らしやすいのは温帯、2番目は熱帯です。
産業
南アフリカの産業。こういわれてもあまりピンとこないでしょう。
南アフリカが強い産業は主に自動車、プラチナ、機械類になります。
輸出額で最も多いのは自動車ですが、南アフリカが世界的にインパクトがあるのはプラチナです。
そして南アフリカは他のアフリカ大陸諸国に比べて1つの産業に対する依存度が低いです。
逆に1つの資源や産業に依存することで成り立っている経済をモノカルチャー経済と言います。
中学校の社会の時間で出てきますね。モノカルチャー経済。
世界最大の鉱物国南アフリカ
まずは南アフリカの鉱物についてみていきましょう。

見ての通り世界トップですね。
チタンなどの他の分野で中国に圧倒されているところはありますが、総合的に判断して世界一の鉱物大国は南アフリカと判断していいでしょう。
こういった鉱物は非常に広い用途で用いられます。
スマートフォンや車など今の時代に欠かせない機器に必要不可欠な部品になります。
みなさん気になるかもしれませんが、金が一番よく取れるのは中国になります。次がオーストリアやロシアです。
南アフリカはサウジアラビアやブラジルのような資源国ですね。
サウジアラビアとブラジルについての記事はこちらから↓
BEE政策って何?
最後に南アフリカのBEE政策について触れておきます。
南アフリカにはかつて黒人が強い差別を受けるアパルトヘイト時代がありました。
そして今、その歴史を負の遺産と位置付け、返上するため黒人を優遇する制度が南アフリカにはあります。
それがBEE政策(Broad-Based Black Economic Empowerment)です。
ここまできたらあとは想像してください。
そう、経済格差です。
この政策により「ブラックダイヤモンド」と呼ばれる黒人の富裕層がふえ、経済格差がより一層広がりました。
資本主義社会である以上、この問題は不可避ですが見過ごすわけにもいきませんね。
まとめ
- 温帯と乾燥帯の国。
- 自動車、プラチナ産業が強み
- 世界最大の鉱物大国
- 黒人優遇政策によって経済格差が広がっている
いかがだったでしょうか。
あしたで新興国に関する記事はおしまいになります。
解説してほしい国や地域があればTwitterもしくは質問箱のほうでいつでも伺います!!!
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