親愛なる読者様へ
皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。
本日はお金の本質的価値について解説していきます。
あー!!!!待って!いかないで~!
難しそうな内容の題名だからってタブを閉じてYouTubeに行こうとしないで~!
茶番はここまでにして、世界一わかりやすく丁寧に解説するので、最後までお付き合いください。
それではどうぞ!
なぜお金に価値があるのか?~お金の本質的な価値~
では早速お金の価値を裏付けるものとは何なのかを考えていきましょう。
以前の記事で本質的価値が見えにくいアセット(資産クラス)は市場の期待だけで時価が動くのでボラティリティが高くなりがちだというお話をしました。
つまり本質的な価値が見えやすい債券は比較的値動きがおとなしく、本質的価値を裏付けるものがない仮想通貨は値動きが激しいというわけです。
各アセットの本質的価値
債券…償還時の返金額、受け取ることができるクーポン、割引率、発行元の信用
不動産…土地、建物、立地
株式…その会社の所有資産、収益力、会社の信用
コモディティ…食べたり、使ったりすることができる
仮想通貨…何もない
では現金はどうでしょうか?
現金にはなにか価値を裏付けるものはあるのでしょうか?
答えは「ありません」。
そう、現金すなわちお金には本質的価値を裏付けるものは何もないのです。
ではなぜお金には価値があり、貨幣制度は全世界共通で採用されているのでしょうか?
お金の本質的価値とは国の信用である!!
お金に本質的価値はない。とはいったものの、何らかの価値があるからお金でものを買えるわけです。
それが何なのかをお金の流れをみて考えましょう。
株式を発行するのは株式会社です。
つまり株式はその会社の所有資産とその会社の信用によって時価が決まります。
ではお金は?お金を発行しているのはどこでしょうか?
それはもちろん日本という国です。
アメリカだったらアメリカ合衆国、イギリスでもイギリスがお金を発行しています。
つまりお金の価値を裏付けるものは国の信用になります!!
だってお金の発行元が国だからね、、、
仮想通貨と現金の違い
ここまで記事を読んであることに気付けたのなら、あなたは探偵とか警察官になった方がいいかもしれません。
先ほど、お金の価値は国の信用だといいました。
つまり市場での投機性のみで通貨の価値が決まることになります。
これって仮想通貨と同じなんですよね。
仮想通貨も本質的価値を裏付けるものがないがゆえに市場での投機性のみで時価が決まります。
しかし仮想通貨と現金が同じ!というわけにもいきませんよね。
次に仮想通貨と現金の違いについて話します。
仮想通貨と現金の違い4選!!
仮想通貨と現金の違いは主に次の4つです。
現金 | 仮想通貨 | |
中央銀行 | 発行元 | 存在しない |
不明 | 市場規模 | 約8000億$ |
紀元前670年頃 | 年数 | 2008年から |
あらゆるアセットとの取引 担保 信用取引 すべての国の法定通貨 貿易の決済手段 | 使用用途 | 法定通貨と仮想通貨間での取引 担保 信用取引 (一部法定通貨) |
当然かもしれませんが仮想通貨と現金では相違点の方が多いです。
お国の真下に位置する機関が発行しており、仮想通貨の何倍もの市場規模。
さらには現金は仮想通貨の192倍の時を人類とともに過ごしています。
あまり意識しないかもしれませんが、通貨はとんでもないお墨付きをたくさん授かっているんですね、、、
通貨は貿易で使われている!!
最後にもう一つ通貨のすごいところを話しておきます。
それは通貨は貿易に使われていることです。
これが仮想通貨との最も大きな違いです。
現金も仮想通貨も本質的価値を裏付けるものはありません。
よって市場での投機性によって価値がきまります。
しかし通貨は貿易で使われるときに両替されます。
それはとんでもない金額です。
つまり市場での投機性を打ち消すほどの金額が貿易によって為替市場に流れ込みます。
これが通貨が仮想通貨ほどのボラティリティを持たない理由です。
さすがに日本円が数ヶ月で70%とか下落したらヤダもんね。
裏を返せば、貿易事情が為替レートに大きな影響を与えるんですね。
それではまとめ行きましょう。
まとめ
お金の本質的価値を裏付けるものはない。しかし信用がある
仮想通貨よりも
①発行元に信用がある
②市場規模が大きい
③歴史が長い
④使用用途が広い
通貨は貿易に使われるため、市場の投機性がある程度沈静化される。
いかがだったでしょうか。
少し難しい内容でしたが、何度も見返して少しづつ理解していってください。
学生のみなさんはもう少しで冬休みですね♪
あと少し、乗り越えていきましょう!
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