<この記事で分かること>
- なぜ今、円安ドル高のトレンドが転換し、円高に相場が傾いているのか
親愛なる読者様へ
皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。
本日は直近の1ヶ月半で+10%の暴騰をみせた資産について解説していきます。
この下落相場のたった1ヶ月半で+10%もの暴騰した資産とは、、、
そう、皆さんお持ちの「日本円」です。
上の図をご覧ください。
日本円は対ドルで10月19日に底をつけ、今に至るまで上昇しました。
上の図で青の線で示した通り、長期の下降トレンドを上にブレイクアウトし、トレンドの転換が伺えます。
ではなぜ円安ドル高のトレンドが終わり、相場が円高に傾いているのでしょうか?
今のアメリカの状況を通して解説していきます。
それではどうぞ!
そもそも何で円安だったの?
先ほど、相場が円高に傾いていると話しました。
ではなぜ、そもそも円安だったのでしょうか?
それについては昨日記事で解説しているのでそちらを参考にしてください。
分かりやすい内容が3000字程度にまとめられています。
ここでもざっと説明しておきます。
昨年末からの円安ドル高の原因は
①地政学リスク上昇によるドル買い
②日米金利差の拡大による円売りドル買い
③貿易赤字による円売りドル買い圧力
なぜ今円高に傾いているのか?
なぜいま、円高に傾いているのか。
結論から言うと、アメリカでの利上げ圧力が弱まってきたからです。
先ほどの円安原因の②が弱まってきたというわけです。
来ましたね!投資初心者には分からない単語シリーズ。
解説していきましょう。
アメリカでの利上げ圧力が弱まってきた
アメリカでは、かねてからインフレ率が高止まりしていました。
1年で物の値段が7%とか8%とか上がってしまったんです。
それでインフレを抑え込むためにアメリカの中央銀行が金利をあげたわけです。
もし金利が上がったら、借金をして返す時に追加で払う利息が増えてしまいますね。
なので、金利が上がるとお金を借りる人が少なくなり、個人や法人が消費に消極的になります。
そうすると、物への需要が下がり、価格が落ち着き、インフレが収まるわけです。
これが利上げです。
そして金利はもちろん銀行の普通預金にも影響します。
普通預金で預けるだけで年利5%のリターンが見込める国とたったの0.01%のリターンしか得られない国。
皆さんだったら5%のリターンを見込める国の通貨を買いたいですよね。
これが円安の原因です。
アメリカの金利が上がっているのにも関わらず、日本は金利がゼロのままです。
しかし今、アメリカの中央銀行が利上げペースを減速させるもしくは打ち止めになるとの見方が強まっています。
それにより、ドル買いの風潮が収まりました。
これが直近の1ヶ月で円高になり、円がドルに対して+10%価値が上がった理由です!!
まとめ
円が10%値上がりしました。
その事実を知るだけ。
それではいけません!
原因や本質的なこと、根本にあるなにかを考えなくてはいつまでたっても教養は身につきません!!
当大学のブログを通してそんな思考を身につけて頂ければ幸いです。
直近の1ヶ月半の円高の原因
①アメリカでの利上げ圧力が弱まってきた
考える力を身につけ、豊かで充実した人生を設計していきましょう!!
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