この記事で分かること
- S&P500種指数の知られざる弱点について
- 結論
親愛なる読者様へ
皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。
いきなりですが、皆さんは何に投資をしているでしょうか?
おそらく多くの人は、NISAやiDeCoを活用して、インデックスファンドに投資ししているのではないでしょうか?
インデックスファンドと言っても沢山あります。
本日はその中でも一番人気の「S&P500種指数」について解説していきます。
皆さんは、インデックスファンドを活用した投資術の弱点を本当に克服できているでしょうか?
15歳だからこそ気付けるS&P500の弱点についての解説を、ぜひ最後までお付き合いください。
S&P500の一般的な前提
まずは基礎知識です。
自分はS&P500について、既に知っているという方は次の見出しまで下にスクロールしてください。
S&P500とは
S&P500とはアメリカの代表的な指数です。
指数とは、いくつかの株式を平均した株価でしたよね。
S&P500とは、その名の通りアメリカの優良企業500社の平均の株価です。
↑この青線太字さえ暗記していれば、S&P500について完全に理解したも、同然です↑
S&P500指数は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が公表している株価指数の推移です。
「ふぇ~、そうなんか」と思っていただければ、大丈夫です。
ではなぜ、このS&P500のインデックスファンドが日本で一番人気なのでしょうか?
いえ、おそらく世界中で人気でしょう。
S&P500が最強な理由
S&P500が一番人気の指数なのは、もちろんパフォーマンスが優れているからです。
つまり、簡単に買えるし、簡単にお金を増やせるわけです。
ではなぜS&P500のパフォーマンスが優れているのか、どれほど優れたものなのか。
考えていきましょう。
厳選された米国企業500社の株価だから
S&P500のパフォーマンスが優れている理由の一つ目は、S&P500が、厳選された米国企業の株価だからです。
皆さん知っての通り、アメリカには株主目線でみて魅力的な企業が数多く存在します。
配当を沢山出してくれたり、株価がものすごく上がったり、自社株買いをしたりなどです。
そんな中から選ばれた、精鋭部隊がS&P500なわけです。
パフォーマンスが凄いのにも納得がいくのではないでしょうか?
15年の投資期間の確保で元本割れをしない
S&P500が人気な理由の1つは、15年の投資期間をとれば、元本割れをしないことです。
これ凄いですよね⁈
それでは、下記のグラフをご覧ください。

これは、S&P500に投資した時の年率のリターンの最大値と最小値を表したものになります。
つまり、投資して1年目なら、最大暴騰率は60.7%、最大騰落率は48.7%ということです。
このグラフの一番右を見てみると、投資開始から15年間経ったときの年利リターンが載っていますね。
そう、見ての通り15年間の運用期間をとれば決して元本割れは起こらないということですね。
これはとても大きな魅力ですね。
知られざるS&P500の弱点1選
S&P500についての解説は多くのインフレエンサーの方が行っています。
なかには、私のように弱点についても解説している人がいますね。
本日はそのなかでも15歳独自の感覚で、S&P500の弱点のうちの1つを解説していきます。
15年は長すぎる
S&P500の弱点は他でもない。そう、シンプルに15年は長すぎるということです。
20年から40年を見越して、長期投資行ってる人から考えたとしても15年はさすがに長すぎます。
仮に子供が生まれたのと同時に投資始めたとしたら、その子はもう高校1年生ですよ‼
わたしのこれまでの人生と同じ年月です。はい、長いです。
たった15年で元本割れしないから安心だ、と言っている人の気は知れません。
その15年の間にS&P500がマイナスリターンならば、投資マネーが別の場所へ流れていることになります。
その資産が1年で2桁成長を遂げているなかで、あなたはそれでもマイナスリターンの資産を保有したいと考えますか?
もう一度言いますが、15年は長いです。
15年を乗り切るための方法
ではこのもどかしい15年をインデックス投資家はどのようにして生き抜けばいいのでしょうか?
全世界株のインデックスファンドに投資をする
1つ目の対策としては、全世界株のインデックスファンドに投資をすることです。
アメリカから、たとえどの国に投資マネーが流れても、カバーできるようになりますね。
投資マネーの流入先が株式である保証はありませんが、全世界株に投資をしておけば必ずどのような資産のブームがきても対応できます。
全世界株について詳しく知りたい人は、過去の記事を参考にしてください。
結論:全世界株のインデックスファンドが最強
当ブログでは、米国の指数ファンドではなく、全世界株のインデックスファンドを強くおすすめします。
リターンだけを見れば、S&P500に劣るかもしれません。
しかし、米国株の勢いがなくなった時に、ブームとなっている資産に常に投資をしている安心感があります。
さすがに15年は長すぎるもんね。
まとめ
S&P500は最強の指数
しかし、リターンが下振れると、15年間は資産が元本からマイナス。
そのため、結局は全世界株のインデックスファンドがおすすめ。
私がこれまでに生きてきたのと同じ時間、ずっと資産は元本からマイナスって、長すぎます。
私はまだ若いので、このように感じるのですが、皆さんはいかがでしょうか?
本日もご愛読ありがとうございます。
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