【iDeCo】NISA改正でも忘れないで‼可愛い名前の優秀な投資制度

iDeCo

この記事で分かること

  • iDeCoとはなにか
  • iDecoの活用方法

 

親愛なる読者様へ

皆さんこんにちは。そそ猫の投資大学教授のそそ猫です。

先日、NISA制度が大幅に改良されたのをご存じでしょうか?

 

通常、資産運用をするうえで含み益すなわち儲けたお金から税金がかかります。

NISA制度は、そんな税金を払わずに資産運用ができる国が定めた制度ですね。

そのNISAの制度の改良が先日決定しました。嬉しいですね。

NISAが使えるのは、たしか18歳からなので私には関係がありませんね。

 

新NISAについては下記の記事を参考にして下さい。

本日はそんなNISAとよく似た「iDeCo」について解説していこうと思います。

iDeCoは「イデコ」と発音します。

iDeCoとは、個人型確定拠出年金のことです。

 

おそらく今、1000人の読者のうち、80%の方が「は?」と感じたのではないでしょうか?

そそ猫
そそ猫

可愛い名前しておいて、正式名称がごつすぎますね笑。

iDeCoとは、一体何者なのか、そして私たちはこれをどのように活用していくべきなのかを分かりやすく解説して行きます。

ぜひ最後までお付き合いください。

iDecoとは?

そもそもiDecoって何~?と感じている人に解説していきます。

 

iDeCoとは、「個人型確定拠出年金」の略称で、その名の通り年金の1種です

もちろん私たち国民にとって、おいしい制度です。

 

iDecoは、毎月の給料の一部を資産運用にまわして、年金の足しにするという制度です。

通常、資産運用には税金がかかるのですがiDecoを使用した年金運用には税金がかかりません。

上の青線部分がiDecoの制度についてなのですが、次にメリット・デメリットについて解説していきます。

iDecoのメリット

拠出金が所得控除になる

iDecoのメリットの1つ目は、拠出金が所得控除になることです。

この呪文のような文章を1発で理解できた方は、かなりのマネーリテラシーを身につけていることでしょう。

 

まず、皆さんの給料となる所得には当然ながら、税金がかかります。

しかし、税金がかかるのは収入の全てではなく、収入から控除を差し引いた課税所得に税金がかかります。

つまり、控除が増えれば増えるほど、税金は安くなります。

 

iDeCoを使うと控除が増えます‼

なぜかと言うと、iDeCoでの拠出金はすべて控除対象となる為です‼

※拠出金…給料からひかれるお金

 

この控除での税制優遇はNISAにはないiDeCoならではのものです。

活用していきましょう‼

 

先ほど述べたように、その拠出金は年金として運用されるます。

最終的には自分のお金になるってことですね。

運用時に税金がかからない

iDeCoのメリットの2つ目は、運用時に税金がかからないことです。

iDeCoは毎月の給料の一部を年金の足しにするために運用する制度です。

 

なんとiDeCoでの資産運用には税金がかかりません‼

これは大きなメリットですね。

税金の恐ろしさは、以前の記事でも詳しく解説しました。

 

税金を払わないことは、最短でお金持ちになる方法のうちの一つです。

つまりは税金から資産を守る防衛術を知らない人から、貧乏になっていきます。

これはとても大切なことです。

 

税金を納めることが悪だと主張しているわけではありません。

払わなけくても済むお金は大切にしていきましょう。

あれ?名言出ちゃったかな?

優良なインデックスファンドに投資ができる

iDeCoのメリットの3つ目は、優良なインデックスファンドに投資できることです。

iDeCoでは、残念なら金融庁が厳選した投資信託しか買うことができません。

The man
The man

なんだと!iDeCoには、ちゃんとした金融商品がそろっているのか?

ご安心ください‼

金融機関によって投資信託の品ぞろえがことなりますが、SBI証券や松井証券にてiDeCoの口座を開設すれば、優良なインデックスファンドを購入できます。

たとえば、当ブログでおすすめしている、eMAXIS全世界株の他にもeMAXIS S&P500などに投資できます。

万人におすすめできる素晴らしい優良なインデックスファンドたちですね。

iDeCoのデメリット

次にiDeCoのデメリットについて解説していきます。

メリットがあれば、当然その裏にはデメリットがあります。

iDeCoはメリットが多いので、その分デメリットも多いうえ、痛いものばかりです。

 

iDeCoには抑えておくべき要点が4つあります。

引き出し時に税金がかかる

iDeCoのデメリットの1つ目は、引き出し時に税金がかかることです。

先ほどiDeCoでの運用には税金がかからない、と言いました。

しかし、iDeCoでは引き出し時に税金がかかります。

なぜなら、iDeCoで優遇されるのは、運用時にかかる金融所得課税のみだからです。

iDeCoから資金を引き出す時は、それはあくまで年金退職金としてとらえられます。

(雑所得と退職所得に分けられますが、難しいことは割愛します💕)

つまり、運用時に税金がかかっても最終的に手元にくるときには、税金がかけられてしまうわけです。

 

これは、iDeCoを活用していなければ、取られることのない税金でした。

ではiDeCoやっぱりやるべきではないのでしょうか?

 

もちろんそんなことはございません‼

節税額と運用益を足し合わせれば、この税金は簡単に相殺することが出来ます!

受け取り方にもコツがあるのですが、それに関してはかなりマニアックなのでこれも割愛します。

資金の拘束期間が長い

iDeCoのデメリットの2つ目は資金の拘束期間が長いことです。

iDeCoへの掛け金は原則として60歳まで引きだしが不可です。

 

20代の頃に拠出したお金も30代の頃に拠出したお金もすべて、60歳まで引き出しができません‼

一応、運用しているので機会損失が生まれているわけではありません。

 

しかし、急に多額の現金が必要になったらどうしましょう。

NISAならば、売却して損益を確定すればいいだけですね。

その一方、iDeCoでは利益確定はできても資金を引き出すことはできません‼

 

これは機会損失にならないにしても、大きなデメリットになります。

無論、これを知らずにiDeCoを始めてしまったら危険ですよね。

自分の好みの投資先があるとは限らない

iDeCoのデメリットの3つ目は、自分の好きな投資先があるとは限らないことです。

先ほど、iDeCoのメリットの3つ目で、優良なインデックスファンドに投資ができると言いました。

しかも金融庁お墨付きの。

 

しかしそれは、自分の好きなように投資ができないことの裏返しにあります。

iDeCoでは、もちろん個別株は取り扱っていませんし、レバナスなどのハイリスクハイリターン商品も取り扱っていません。

 

これは、個別株などを用いて市場平均を上回ることが出来る人にとっては大きなデメリットになります

わたしのようにね。

 

とはいったものの、投資初心者がうかつにハイリスク資産に投資できない環境が整っていることは、素晴らしいことですね。

制度が複雑すぎる

iDeCoのデメリットの4つ目は制度が複雑すぎることです。

案外、これが一番大きいデメリットかもしれません。

 

iDeCoはとにかく制度が複雑です‼

なにも考えずに、「何かよくわかんないけどiDeCoってお得なんだよね」

という感覚で始めてしまっては、大きな損失を被ることになります。

 

もっとシンプルになればいいのに、と思うものの具体的な簡略化は私には思いつかないので難しいところですね。

結局iDeCoってどうなの?

これまで、iDeCoのメリットを3つ、デメリットを4つ解説してきました。

 

結局iDeCoは活用した方がいいのでしょうか?それとも活用しない方がいいのでしょうか?

結論:活用しましょう

上の図をご覧ください。

iDeCoはこの式に当てはめると、おそらく1を超えるはずです。

ぜひ活用していきましょう‼

まとめ

iDeCoは毎月の給料から年金を運用する国の制度

デメリットよりメリットの方が大きい

収入を受け取る時と運用する時で、2重の節税が可能

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

iDeCoの掛け金は、上限の金額までは1000円刻みで自分で掛け金を設定することが出来ます。

少額でもいいので、まずは始めてみましょう‼

1を10にするよりも0を1にする方が、難易度は高いです。

とにかく、まずは始めましょう‼

 

ちなみに掛金は1年に一回しか変更できないので気をつけて下さい。

 

 


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そそ猫
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